概要
リンクで、外部の Web ページが参照先のときにアイコンなどをつけて区別するケースがよくあります。
そのときに、参照先が外部の Web ページの a 要素だけにスタイルを適用するための CSS コードです。
この方法は外部リンクの a 要素だけに class 属性をつけるというような処理が必要ないので、CMS やブログのエントリーなどにいいかもしれません。
似た方法で JS でまとめて class 属性を付与する方法もありますが、CSS だけで完結したほうがスマートかなと思ったのでサンプルを作りました。
demo で使用した CSS コード
a[href^="http"]{
background:url(img/ico_conductor.png) no-repeat right center;
padding-right:15px;
}
a[href^="http://www.yomotsu.net"],
a[href^="http://yomotsu.net"]{
padding:inherit;
background:transparent;
}
* html a.external{ /* IE-expression (attr-selector) */
background:url(img/ico_conductor.png) no-repeat right center;
padding-right:15px;
}
* html a{ /* IE-expression (attr-selector) */
behavior: expression(
this.className += this.getAttribute("href").match(/^http.*/) && (!this.getAttribute("href").match("yomotsu.net")) ? " external" : "",
this.style.behavior = "none"
);
}
説明
実際に書いている CSS コードの前半は以下の通りです。
a[href^="http"]{
background:url(img/ico_conductor.png) no-repeat right center;
padding-right:15px;
}
a[href^="http://www.yomotsu.net"],
a[href^="http://yomotsu.net"]{
padding:0;
background:transparent;
}
リンク先の区別に属性セレクタを使っています。
a[href^="http"] は href 属性値が http から始まっている a 要素のみという意味です。
なので、
- <a href="http://www.google.com">google</a> のような場合は該当します。
- <a href="../index.html">ホーム</a> のような場合は該当しません。
つまり、http から始まっているリンク先の a 要素全てということになります。ただし、このままだと、Web サイト内部のページに絶対パスでリンクを指定した場合も該当してしまいます。
なので a[href^="http://www.yomotsu.net"],a[href^="http://yomotsu.net"]{…} のように、Web サイト内部のページのスタイルは指定しないようにします。こうすることで外部の Web ページを参照している a 要素のみにアイコンをつけるなどの装飾をすることができます。
サンプルの CSS コードa[href^="http://www.yomotsu.net"],a[href^="http://yomotsu.net"] の部分をご自身の Web サイトに合わせて変更しご使用ください。
[属性名^="属性値"] はCSS 3 で使えるようになる属性セレクタですが、IE 7, Firefox, Safari, Opera といった Web ブラウザで既に動作します。
ただし、IE 6 には対応していません。
IE 6 対策
IE 6 にも同様のことをする場合には、少し無理やりですが、IE の独自実装の expression を使います。
* html a{ /* IE-expression (attr-selector) */
behavior: expression(
this.className += this.getAttribute("href").match(/^http.*/) && (!this.getAttribute("href").match("yomotsu.net“)) ? ” external” : “”,
this.style.behavior = “none”
);
上記のようなコードを書くことで、a 要素の属性に href があって、その値が http から始まっている、なおかつ、yomotsu.net を含まない場合(実際に使用するときには yomotsu.net の部分を変更してください)の a 要素に external という名前の class 属性を付与することのできるので
* html a.external{ /* IE-expression (attr-selector) */
background:url(img/ico_conductor.png) no-repeat right center;
padding-right:15px;
}
のように、a.external は外部リンクの装飾を指定します。

トラックバックURI
http://www.yomotsu.net/lab/css/externallink/trackback
コメント
もんちさんからのコメント
2008年6月25日 15:34
はじめまして、こんにちわ。
この記事を参考にCSSで外部リンクにアイコンをつけることができました。
ありがとうございます。
ひとつお伺いしたいのですが、このままの設定では画像にリンクを設定している場合にもアイコンが表示されてしまいます。
画像に外部リンクを貼っているときのみアイコンを非表示にすることは可能でしょうか?
ブログではなく通常のホームページでの利用を考えています。
adminさんからのコメント
2008年6月25日 22:10
もんちさん、はじめまして。コメントいただきありがとうございます。
のようなときはアイコンをつけるスタイルから除外したい、といった内容でしょうか?
その場合は、スマートではなくなってしまいますが、対象の a 要素にアイコンをつけないための class 属性を指定するなどの方法になってしまいそうです。
例えば、
のようにアイコンをつけないためのスタイルを定義して
のようにマークアップしてみるのはいかがでしょうか。
もんちさんからのコメント
2008年6月26日 9:14
管理人さん、こんにちわ。
早速のアドバイスありがとうございます。
お聞きしたかった内容そのもので、イメージリンクに設定したところアイコンが表示されないようになりました。
class属性の指定が必要とあっても、この方法で十分にいけると思います。
本当にありがとうございました。
今後とも参考にさせていただきます。
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