Opera Backstage Tokyo
2008年4月10日 木曜日
Opera Backstage Tokyo に参加するため、ノルウェー大使館に行ってきました。
敷地内に入り Opera Software のかたの誘導で奥へと進みました。途中でイベント案内がありました。
今回のイベントでは、Web ブラウザ Opera について、Opera Software のスタッフからのプレゼンテーションや、Opera ユーザ による短いプレゼンテーション、Opera ユーザ同士や、Opera Software のスタッフとの交流などが行われました。
Opera Software におけるコンシューマ製品とその将来
冨田 龍起 氏 ( Opera Software ASA コンシューマ製品本部 シニア・バイス・プレジデント ) による講演
- Opera mini はロシア、中国、インドなどを中心に世界で4000万人が使用している
- Opera は Sony の 液晶テレビ BRAVIA の BRAVIA Internet Video Link にも採用されている
- デスクトップ版 Opera は世界中で 2500万人から3000万人の人に利用されている
- Opera Software の社員の数は 500人程度で 44国籍の人が集まっていて、世界中に 11箇所のオフィスがある
- Web ブラウザのシェアとしてはロシアでは 16%など、東欧で Opera のシェアが高い
- Opera Mobile はMotorola, Nokia, Sony Ericsson, T-Mobile, Telefonica, KDDI の端末に採用されている。
- 携帯電話の環境でも Opera Widgets が動く。
- Opera Mini の仕組みはサーバでレンダリングしたものを端末に受信する仕組みで、リクエストされた URI の HTML + CSS + JS はサーバ上でレンダリングし OBML という形式に変換されて携帯電話などの端末がこの OBML を受信し、Java アプリケーションである Opera Mini が展開するという仕組み。
- Opera は今後は家電やゲーム機器を中心にさらに普及していくと思われる
- My Opera Community は世界中で 130万人のユーザがいる
- Opera Link はブックマーク、スピードダイヤル以外の機能 ( メモなど ) も共有できるようになる。
- Opera Link はマルチデバイス、クロスプラットフォームである Opera の良さ引き出すものだが、クロスプラットフォームである Firefox もこれと似た機能を出してくると思われる
- 現在は G mail など様々な Web アプリケーションがあるが、将来は Web アプリケーションがさらに増え、ソフトウェアなどは Web 上のものを使うことが多くなると考えられる。そのときマルチデバイスに展開している Opera がどんな端末でも PC 環境と同じように Web アプリケーションを利用できるようにすることができるようにがんばっている
- Wii などに実装されている Opera はメーカ主導なので UI の制限がある。コンシューマ向けの Opera の UI にはフィードバックなどを取り入れている
次世代ウェブ HTML 5 から見たブラウザに求める新基準
- 以前は Opera に在籍していたが、現在は W3C のスタッフ
- 現在 W3C には 60 以上の Working group があり、1つの WG は 1つ以上の仕様を策定している。
- W3C では editor, chairs のスタッフが足りない
- 24人の Opera Software 社員 ( 全社員の 5% ) が W3C に参加している。
- Hakon Wium Lie ( CTO : 最高技術責任者 )
- Charles McCathieNevile ( CSO : 最高標準技術責任者 )
- Anne van Kesteren
- Erik Dahlstrom ( SVG の分野で活躍 )
- Arve Bersvendsen ( Widgets の分野で活躍 )
- Lachlan Hunt ( HTML の分野で活躍 )
- Simon Pieters ( HTML の分野で活躍 )
- Yngve Pettersen ( Web Security の分野で活躍 )
- Giorgi Chavchanidze ( MathML の分野で活躍 )
- Opera Software 社員が W3C で仕様を策定し、その知識を Opera に反映している
- Opera は開発版のものが Acid 3 test で 100点を達成したが、それだけではなく以下の feature にも力を入れていく
- HTML 5 の video element
- HTML 5 のWeb Forms 2.0
- HTML 5 canvas element
- HTML 5 cross-document messaging
- CSS 2.1 and CSS 3
- W3C DOM level 1, 2, 3
- Opera software と W3C は敵ではなく仲良しである。例えるなら Opera Software はスポンジ・ボブで W3C はパトリック・スター
来たる新バージョン Opera 9.5 ケストレル 最新実装機能紹介
Opera Desktop 9.5 の feature は
- Opera link
- CSS 3
- test-shadow
- -o-background-size
- video element ( Opera 9.5 に実装されるかは未定 )
- Acid 3 100点
- JavaScript などのパフォーマンス最適化 ( ある程度負荷が高くてもサクサク動くようになる )
- dev.opera
Opera についていろいろなことを知ることができました。
講演のあと、懇親会も行われ、いろいろなかたとお話できました。意見を交換したり、語ったりと楽しい時間をすごせました。まさか Opera の集まりでライブとかの話をするとは思わなかったです。
あと CSS 3 の Web fonts で、英語圏では文字の数は少ないので font のダウンロードもすぐできると思いますが中国や日本では漢字を含めると文字の数がものすごい量でダウンロードできるのかが気になったのでアンドレアスさんに質問させてもらいました。まだどうなるかはわからないそうです。
Web fonts は CSS 3 のなかでもとても気になるものの 1つなので Opera での実装をとても期待しています!!
そういうわけで Opera Software の皆様、イベントに参加された皆様、お疲れ様でした!!
Opera はデスクトップ版のシェアは高くないものの、様々なデバイスに実装されています。今後、地上デジタル放送や Wii によってテレビはインターネット端末となり、Opera はかなり重要なポジションになってくるのではないでしょうか。
Choose Opera 日本支部では今回行われたイベントのように、Opera Software のスタッフとユーザとが交流できるイベントをたびたび行っています。もし気になられましたら Choose Opera に参加してみてはいかがでしょうか。



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